子宮頸がんは、主にヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となる病気です。毎年多くの女性が子宮頸がんと診断されており、若い世代で発症することも少なくありません。
HPVワクチンは、子宮頸がんをはじめとするHPV関連疾患を予防することを目的としたワクチンです。現在、日本では定期接種の対象となっており、公費で接種することができます。
HPVワクチンは、接種を開始する年齢によって2回または3回の接種が必要です。そのため、学校生活が比較的落ち着く夏休みは、接種を始める良い機会といえるでしょう。
「副反応が心配」というご相談を受けることもあります。接種部位の痛みや腫れ、発熱などがみられることがありますが、多くは数日以内に改善します。国内外の多くの研究により、HPVワクチンは子宮頸がんの予防に高い効果があり、安全性についても継続して確認されています。
当院では子宮頸がんワクチンの接種を行っています。夏休み期間中は休診日もございますので、接種をご希望の方は診療日をご確認のうえ、ご予約をお願いいたします。
子宮頸がんワクチンの接種回数について
HPVワクチンは、接種を開始する年齢によって必要な接種回数が異なります。
15歳になる前までに1回目の接種を開始した場合は、通常2回接種で完了します(希望により3回接種も可能です)。
一方、15歳以降に接種を開始した場合は、3回の接種が必要となります。
そのため、早めに接種を開始することで、通院回数を少なくできるというメリットもあります。
なお、西東京市では、定期接種の予診票は中学生になる年度に送付されますが、HPVワクチンは9歳以上から接種が可能です。
9歳から接種をご希望の場合は、西東京市へお問い合わせいただき、予診票の交付を受けてからご予約ください。